
車いすを利用されているお客様の集客
身体の不自由な方
車いすを利用されているかたや目の不自由なかたも気軽に温泉を楽しんでいただくために全国で様々な活動をしている団体があります。障がい者はひとりで旅行が難しいため、ご家族や介助者が同行します。
バリアフリー化されていない施設であっても、ご家族や介助者が同行すれば、大浴場へ車いすや白杖の持ち込みと、湯あみ着の着用も許可いただくことで、障がい者本人とご家族・介助者全員が温泉を楽しんでいただけるでしょう。
障がい者を積極的に集客すると、団体旅行が減少している中で、障がい者本人とそのご家族や介助者の集客が見込め、2006年に施行された『バリアフリー新法』により義務付けられた『バリアフリールーム』の稼働率と企業イメージの向上につながるでしょう。
温泉百貨店では障がい者ご本人と介助されるかた一緒に着用いただきたい特別仕様の湯あみ着をご用意しています。
同じ湯あみ着を着用することで、障がい者も介助者も一緒に温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ハンディキャップをお持ちの方は意外と多い
内容 | 人数 | %(障がい者全体) |
肢体不自由 |
1,760,000 |
50.5% |
(上肢を除く) |
1,234,000 |
35.4% |
視覚障害 |
310,000 |
8.9% |
合計(上肢を除く) |
1,544,000 |
44.3% |
ユニバーサルルームの平均稼働率は50%~70%
2006年『高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律』制定により、客室総数50以上の新築のホテルまたは旅館に「車いす使用者用客室」が義務付けられた。⇒バリアフリー新法
ハンディキャップをおもちのかたが国民の平均通りに宿泊すると
旅館業限定でも105億円の効果が期待できます。
さらにそのご家族・ご友人・介助者も含めると・・・
と考えるとプラスされる入込客数は計り知れない数字になります。
(一泊あたりの平均宿泊料金を元に旅館宿泊率と、国民の旅行回数を割り当て算出)
厚生労働省平成18年身体障害児・者実態調査
環境複合研究所 ユニバーサルデザインの実践ノート
出典:厚生労働省平成18年身体障がい児・者実態調査