2022年11月19日(土)~20日(日)の二日間、東京都大田区にて『第31回温泉観光実践士養成講座』が開催され、地元東京はもちろん北海道から九州まで多くの皆様に受講いただきました。今回は東京都の会場の他に、オンライン受講も併用しての開催です。
温泉百貨店も運営事務局として講習会から懇親会までお手伝いさせていただきましたので、ここにご報告申し上げます。
温泉観光実践士養成講座~1日目~
温泉の正しい理解、温泉観光地の活性化に関する人材の育成を意図して、主に実践面を重視した講座を受講し、温泉観光実践士と認定するものです。
温泉地と旅行企画、観光地・温泉地の活性化法、温泉旅館の再生などの講座がございます。
今回で31回目の開催となりますが、大田区は1年ぶりの開催となります。
宿泊業界・旅行業界への就職を目指す大学生から、旅館業、旅行業に携わっている方、温泉めぐりを趣味とされている方など様々な方に受講いただきました。
新型コロナウィルス感染予防を考慮して、定員を削減し、受付時は検温と消毒、講義中はマスク着用など受講生の皆様にご協力いただき講義が始まります。
会場内は全国から温泉関係者が集まっておりますので、久々の再会や名刺交換会など、受付開始前より明るい雰囲気となりました。
いよいよセミナーが始まります。
講師や講演内容は毎回異なりますが、今年の内容は以下の通りです。
大波 英幸 株式会社厚生工学研究所 代表 法政大学兼任講師
『ORP入門~還元系の温泉とは~』
小林千加史 大田浴場連合会 事務局長/改正湯 代表
『東京・大田の銭湯について』
小堀 貴亮 杏林大学 教授/日本温泉協会学術部委員
『現代版湯治場再考』
小松 歩 株式会社バスクリン/ユグチスト
『温泉施設の「湯口」の魅力と可能性』
崎本 武志 日本国際観光学会 会長 江戸川大学 教授
『温泉と旅行企画』
遠間 和広 温泉ソムリエ協会 家元
『温泉ソムリエ誕生秘話に見る!地域活性化のための伝え方!』
野口 洋平 杏林大学 准教授/東京都観光まちづくりアドバイザー
『東京観光と温泉』
山下 太郎 温泉総選挙総合プロデューサー 株式会社ジャパンデザイン 代表取締役
『新しい温泉地と温泉宿.ホテルの形』〜官民連携でみんながWINな仕組みへ〜
※50音順 敬称略
懇親会も開催しました
一日目の講座終了後は近隣の会場にて懇親会を開催しました。
受講者は皆『温泉観光実践士』の同期となります。同期同士で盛り上がり、講師を交え懇親を深める会となりました。
おひとりさまでの参加でも『温泉』という共通のキーワードがあるので盛り上がる事は間違いないですね。その後各自で二次会に行く方や、講義で配布した入浴券を使って温泉へ行く方などさまざま。
※飲酒後の入浴には十分に注意いたしましょう。
温泉観光実践士養成講座~2日目~
そして、二日目の講義もあっという間に終わり、最後は『温泉観光実践士認定証』の授与式です。
代表授与は今回15回目のご参加で『温泉観光カリスマ』に認定されるかたにお願いいたしました。温泉観光実践士は参加回数によりランクアップいたしますので、続けてのご参加をお勧めしております。
ご参加いただきました皆様、『温泉観光実践士』の認定おめでとうございます!
オンラインにてご参加の皆様もありがとうございます。
今回会場に来れなかった方には、映像と発表資料を編集したオンライン講座も実施いたしました。
ライブ配信ではないので、好きな時間に少しずつでも聴講可能という事で、全国各地から93名のみなさまに受講いただきました。
オンライン講座に参加いただいた方にも、会場受講生と同じ『温泉観光実践士認定証』が郵送されます。
次回の東京会場でもオンライン配信を開催する予定です。会場に来られる方は会場で。会場に行けない方はオンラインで次回もぜひご参加くださいませ。
たくさんのご参加、誠にありがとうございました。