温泉カリスマ『野木知子』
1、温泉カリスマの氏名
野木 知子(のぎ ともこ)
2、温泉カリスマの名称
温泉旅館の新米女将
3、現職
犬鳴山グランドホテル紀泉閣女将
4、略歴
1955(昭和30)年神戸市生まれ。東大阪育ち。高校卒業後、銀行に長く勤務。その後、飲食店を経営し、不動産会社に勤務。2008年2月から泉佐野市犬鳴山温泉の犬鳴山グランドホテル紀泉閣女将となる。主な資格は着付けの師範、本未生流の生け花師範などで、ユニークな資格は2級船舶免許。着付けと生け花のセンスが旅館経営に活かされている。
5、温泉カリスマの認定理由
温泉旅館の女将は全国的には数多いが、嫁でもない限り素人が旅館の女将になることはまずない。一時、女将塾での女将修業が話題を集めたが、誰もが卒業に至らなかった。一例として、塾を中退した若い女性が老舗旅館の女将となったが、長くは続かなかった。それくらい女将の仕事は厳しく、難しいと言われている。
高校卒業後は、銀行員を長く努め、その後は飲食店経営者として、さらには不動産会社の社員として、経営やサービス精神を自ら学びとり、その集大成が温泉旅館の女将となった。しかし、普通の女将ではなく、倒産した温泉旅館の再生のためにやってきた女将で、その経営センスが問われている。
新米女将ながらアイデアに溢れ、春先には宿泊客に対してエコマイ箸とバスタオル、初夏の時期は、宿泊の女性に限り浴衣と帯の無料サービスを行った。業績は着実に回復しており、今後の展開が楽しみである。最近は、犬鳴山温泉における温泉施設の風呂めぐりを提案し、まちづくりにも興味を示す。
6、温泉カリスマとしての格言
女将の仕事は忙しいが、意外と楽しい!
自分がしてもらって、嬉しいことをお客様にしなさい
7、温泉カリスマとしての講演テーマ
新米女将の旅館経営哲学
8、ホームページ他
(2010年12月01日付で、野木さんは退職となりました)