2024年11月16日(土)~17日(日)の二日間、東京都大田区にて『第37回温泉観光実践士養成講座』が開催され、地元東京はもちろん北海道から九州まで多くの皆様に受講いただきました。今回も大田区の会場の他に、オンライン受講も併用しての開催です。
温泉百貨店も運営事務局として講習会から懇親会までお手伝いさせていただきましたので、ここにご報告申し上げます。
温泉観光実践士養成講座~1日目~
温泉の正しい理解、温泉観光地の活性化に関する人材の育成を意図して、主に実践面を重視した講座を受講し、温泉観光実践士と認定するものです。
温泉地と旅行企画、観光地・温泉地の活性化法、温泉旅館の再生などの講座がございます。
宿泊業界・旅行業界への就職を目指す大学生から、旅館業、旅行業に携わっている方、温泉めぐりを趣味とされている方など様々な方に受講いただきました。
会場内は全国から温泉関係者が集まっておりますので、久々の再会や名刺交換会など、受付開始前より明るい雰囲気となりました。
いよいよセミナーが始まります。
トップバッターは、 株式会社バスクリン所属、ユグチストという肩書でも活躍されている小松歩先生による『五感で味わう「湯口鑑賞」のすすめ』です。
湯口にスポットを当てた講義はおそらくここだけでしょう。
湯口の他にも全国の温泉地のお写真を披露いただきました。
続いての講義は、一般社団法人大田観光協会の毎川直也先生から『湯めぐりしたら寄っときたい!大田区の観光スポット』です。
大田区は黒湯以外にも様々な泉質がある温泉郷ですが、他にも観光名所はたくさんあります。
みなさん講義が終わったらどこへ行こうか参考にされていましたね。
続いての講義は日本酒学講師 FBO公認講師である長尾祐美先生より『温泉と日本酒、その素晴らしき共通点』の講義です。
温泉好きの皆様はお酒好きの方も多いですから、皆さま興味津々と聞いておられました。
もっと詳しく学びたい方は『日本酒ナビゲーター』という資格取得もおすすめです。
一日目、最後の講義は静岡県の桜田温泉山芳園 若女将、吉田広美先生による『セーフティファーストの温泉旅を実践する2024年版』の講義です。
今年のお正月に航空機事故もありましたが、温泉旅を良い思い出にするために普段の心がけが必要ですね。
懇親会も開催しました
一日目の講座終了後は蒲田駅西口の『台湾菜館弘城』にて懇親会を開催しました。
『温泉』という共通のキーワードがあるので、おひとり様で参加の方もあっという間に仲間が出来るという不思議な会です。
美味しいお料理と美味しいお酒であっという間に時間は流れます。
お楽しみ抽選会では事務局で用意した賞品の他に、協力団体や企業様から様々な賞品を提供いただきました。各地の銘酒や入浴券など参加者以上の賞品が集まり、抽選会も3巡するという充実した内容です。
ご提供いただきました皆様、ありがとうございました。