温泉観光実践士協会 2日目
2日目の講義が始まります。
一部、お酒の匂いもいたしますが・・・、定刻通りの開始となります。
PRする花山温泉と紀州温泉修験道のみなさま
はじめに、次回「第18回温泉観光実践士養成講座」の会場である、和歌山県花山温泉のマネージャー、西口正敏様より、次回開催概要のご案内をいただきます。
次回は2018年7月7日(土)~8日(日)に開催されます。
そしていよいよ2日目の講義がはじまります。
トップバッターは地元登別から、登別郷土文化研究会 副会長、街道重昭先生による「登別の温泉とアイヌ語地名について」です。
登別にある、川又温泉、カルルス温泉、登別温泉を、アイヌ語の意味から紐解く歴史や江戸時代、本州から渡ってきた和人が残した文献などから、旅行者の目、定住者の目、双方から見た登別について考える貴重な時間でした。
登別郷土文化研究会 副会長、街道重昭先生
湯元オロフレ荘 代表取締役、日野安信先生
続きまして、登別市の名湯カルルス温泉から、湯元オロフレ荘 代表取締役、日野安信先生による「登別温泉の紹介」です。
登別温泉の水源、松浦武四郎が登別温泉に立ち寄った時の情景、かつての駅逓、登別温泉軌道、バス転換、第一滝本館の歴史など、昔の写真や資料から解説いただき、現在の祭り、イベント、テーマパークなど、観光情報までご案内いただきました。
本セミナーでは、休憩時間を利用して、各温泉地、温泉関連団体のPRタイムを設けております。
今回、PRタイムを利用した団体は、地元登別温泉はもちろん、ニセコ温泉部、別府八湯温泉道名人会(大分県)など。
その中でも、東京よりお越しの「東大温泉サークルOKR(おける)」の取り組み紹介もあり、若い世代にも温泉が浸透しているのは嬉しい事です。これを機会に、各大学の温泉サークル同士の横のつながりも生まれてくれると良いですね。
東大温泉サークルOKR(おける)の取り組み紹介
江戸川大学 社会学部教授、崎本武志先生
そして、いよいよ最後の講義です。
「温泉と旅行企画」と題し、温泉観光実践士協会副会長、江戸川大学 社会学部教授、崎本武志先生の講義です。
業界の裏話や、旅行に役立つ「道産子度チェック」など、笑いもある楽しい講義をいただきました。
崎本先生の講義が終わると、いよいよ認定式です。
認定式では、133名の受講者に温泉観光実践士認定証が授与されます。
受講者から3名を代表者に指名させていただき、ステージにて崎本副会長より授与されました。
代表者は
・札幌からお越しで本講座申し込み第一号かた
・関西からお越しの全17回連続参加のかた
・東京からお越しで、温泉観光実践士累計認定者1,300番目のかた
以上、3名様に代表として認定証が授与されます。
認定証授与式の様子
おかげさまで、第17回温泉観光実践士養成講座では、133名のご参加者に認定証をお渡しし、全17回の累計認定者数は1,336名となりました。
今後も温泉観光実践士養成講座を、和歌山(2018/7/7~8)、東京(2018/11/24~25)、別府(2019/2月予定)にて開催いたします。
次回の募集要項は、温泉観光実践士協会公式ブログ、温泉百貨店公式ブログにてご案内いたします。
たくさんのご参加、誠にありがとうございました。