12月5日(土)~6日(日)の二日間、東京蒲田にて『温泉観光実践士養成講座』が開催され、地元東京はもちろん北海道から九州まで89名の温泉観光実践士が誕生いたしました。
温泉百貨店も運営事務局として講習会から懇親会までお手伝いさせていただきました。
温泉観光実践士養成講座
温泉の正しい理解、温泉観光地の活性化に関する人材の育成を意図して、主に実践面を重視した講座を受講し、温泉観光実践士と認定するものです。
温泉分析書、温泉旅館の経営、温泉地の活性化、温泉施設のIT導入基礎知識、インバウンド施策などの科目を学びます。
今回で9回目となりますが、東京での開催は初となり、宿泊業界・旅行業界への就職を目指す大学生から、旅館業、旅行業に携わっている方、温泉めぐりを趣味とされている方など様々な方に受講いただきました。
気になる講義の内容ですが、
・温泉の基礎知識 大阪観光大学観光学研究所、高橋祐次氏
・温泉施設の経営 花山開発株式会社(和歌山県花山温泉)、西口正敏氏
・温泉施設向けIT導入の基礎知識 株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ、市澤浩明氏
・東京の温泉・大田区の温泉について、蒲田公衆浴場商業協同組合副組合長、小林 千加史氏
・観光業の経営実務 飯島経営グループ代表、飯島賢二氏
・温泉と旅行企画 江戸川大学社会学部准教授、崎本武志氏
・温泉地域の現状 大阪観光大学観光学部教授、浦達雄氏
上記の他にも、温泉の歴史や、温泉地域におけるインバウンドツーリズムなどのカリキュラムを2日間にわたって受講いただきました。
一日目終了後には懇親会も開催
お勉強の後は、懇親会です。
講師陣と受講生または、受講生同士の懇親を図るため、蒲田にて懇親会を開催いたしました。
先ずは温泉観光実践士協会会長、浦達雄(大阪観光大学教授)先生より皆様方にご挨拶。
乾杯の音頭は、温泉界の重鎮、中央温泉研究所専務理事『甘露寺泰雄』先生にお願いしました。
貴重なお話をじっくりと伺い、参加者一同興味深く聞いたところで宴会が始まります。
地元蒲田にてはすぬま温泉を経営する、全国公衆浴場業生活衛生同業組合連合会(全浴連)理事長、近藤和幸様より貴重なお話もいただきました。
会場内では、物販スペースもあり、温泉ビューティ研究家、石井宏子先生のCDや書籍、日本源泉湯宿を守る会の最新書籍に、NPO法人別府八湯温泉道名人会の様々なグッズなどを販売しており、大いに賑わっておりました。
懇親会と言えばプレゼント抽選会です。
様々な企業・団体より協賛いただき、参加人数よりもはるかに多い賞品が集まったおかげで、なんと抽選を三巡するという事態で、ご参加いただいた方にいろいろな賞品をお持ち帰りいただきました。
気になる賞品ですが、滅多に手に入らない銘酒や、旅行券に旅行雑誌、地元大田区の鉄道会社や航空会社のノベルティグッズに、温泉ファンにはたまらない、風呂桶、水素イオン濃度(Ph)測定器など・・・
協賛いただきました皆様。ありがとうございました。
そして時は流れ、宴会の最後は集合写真。
二日目の講義と認定証授与式
二日目も受講生と関係者で満席。TV局や新聞社の取材もあり、教室内は活気にあふれています。
講義も専門的な内容が続き、夕方には認定証授与式。
89名を代表して、第一回から第九回(今回)まで、全ての養成講座に参加されているという、大阪よりご参加のかたが、代表して浦会長より認定証を授与いただきました。
認定証が行きわたったところで、恒例の集合写真。
89名のみなさま、温泉観光実践士の認定、おめでとうございます!
この後は、大田区内の温泉へ入浴される方も多いようです。
名物の黒湯をはじめ、様々な温泉がある大田区へまたお越しください。
2016年度、温泉観光実践士養成講座のご案内
来年も各地で温泉観光実践士養成講座が開催されます。
・2016年3月26日(土)~27日(日)
会場:大分県別府市
・2016年6月25日(土)~26日(日)
会場:大阪府 大阪観光大学
・2016年12月3日(土)~4日(日)
会場:東京都 大田区産業プラザPiO 2階小展示ホール
※日程・会場は変更になる場合がございます。
今回の東京会場は、当初定員を80名としておりましたが、募集開始後わずか5日で満席となりました。
定員を増やして89名のかたに受講いただきましたが、残念ながら受講いただけなかったかたも多くご迷惑をおかけいたしました。
2016年12月は会場の規模を拡大し、席数を増やしましたので多くのかたのご参加をお待ちしています。
募集開始日が決まりましたら温泉百貨店ホームページ・フェイスブックページ、ツイッターにて告知をさせていただきますので、お楽しみにお待ちくださいませ。