第6位 奥飛騨温泉郷 ~岐阜県~
獲得票数:25票
岐阜県県高山市
新穂高の麓に広がる奥飛騨温泉郷は豊富な湧出量を誇り、温泉宿はもちろん、共同浴場や露天風呂が多く点在している。
写真:平湯大滝公園の足湯
奥飛騨温泉郷は、平湯、福地、新平湯、栃尾、新穂高の五箇所から形成され、豊富な湧出量(別府、湯布院に継ぐ第三位)を誇る名湯である。
エリアには鍾乳洞やキャンプ場、新穂高ロープウェイがあり、観光客を飽きさせない。
第7位 霧島温泉郷 ~鹿児島県~
獲得票数:21票
鹿児島県霧島市・湧水町
日本で初めて国立公園に指定された霧島。神話や伝説が数多く残る天孫降臨の地では、今日も豊富に温泉が湧いている。
写真:新湯温泉新燃荘
霧島市から湧水町にかけて点在する温泉郷。硫黄谷、明礬、栄之尾、林田、丸尾、栗川、湯之野、新湯、湯之谷、塩湯、手洗、山之城、関平、鉾投、野々湯、殿湯、目の湯、横瀬、栗野岳、金湯、銀湯など多くの温泉が点在する。1959年に国民保養温泉地に指定された。
鹿児島空港から近く、比較的アクセスのしやすいエリアである。
第8位 妙高高原温泉郷 ~新潟県~
獲得票数:18票
新潟県妙高市
北陸新幹線の開通により、東京から・北陸からのアクセスがさらに便利になった期待の温泉郷。妙高山の眺望が素晴らしい。
写真:赤倉温泉滝の湯
上信越国立公園内に位置し、妙高山のすそ野に広がる燕、関、赤倉、新赤倉、妙高、池の平、杉野沢の七箇所から形成する温泉地。その中の赤倉温泉は2016年に開湯200周年を迎える。
美しい山々にはスキー場も多く点在し、スキー客や登山客、温泉客と、一年中旅行者が絶えない。
第9位(同率) 登別温泉郷 ~北海道~
獲得票数:16票
北海道登別市
アイヌ語で「ヌプル・ペツ」(水色の濃い川)から由来し、古くからアイヌの人々に薬湯として愛される。北の大地が誇る名湯。
写真:冬の地獄谷
自然湧出量1日1万トンの湧出量を誇り、地獄谷からは沢山の源泉から常に温泉が毎分3,000リットル湧出しており、「温泉のデパート」と呼ばれている。
温泉はもちろんのこと、ロープウェイやクマ牧場やなどの観光施設も充実し、北の大地の温泉地は常に観光客で賑わっている。
第9位(同率) 那須温泉郷 ~栃木県~
獲得票数:16票
栃木県那須町・那須塩原市
那須岳の麓に広がる温泉郷。
開湯630年(飛鳥時代)。古くから愛される栃木の名湯。
那須御用邸も那須温泉郷にある。
写真:殺生石 湯の花採取場
那須温泉郷は、那須湯本、大丸、弁天、北、八幡、高雄、三斗小屋、板室の計8箇所から形成され、それぞれに泉質や色が異なる温泉郷である。
東京から比較的近く、塩原温泉郷とも隣接しており、那須の共同浴場「鹿の湯」では時間湯という独自の入浴法がある。また、北温泉では映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地にもなった。
11位~20位はこちら
惜しくも10位以内ではありませんが、こちらにも名湯が沢山ございます。
順位 | 都道府県 | 温泉郷 | 特徴 | 票数 |
11位 | 北海道 | ニセコ温泉郷 | 羊蹄山(蝦夷富士)の眺望が素晴らしい 。 | 15票 |
12位 | 石川県 | 加賀温泉郷 | 関西の奥座敷。高級旅館が立ち並ぶ。 | 12票 |
13位 | 長野県 | 信州高山温泉郷 | 松川渓谷に沿って名湯が点在する。 | 11票 |
14位 | 長野県 | 湯田中渋温泉郷 | 渋温泉外湯めぐりや、野猿公苑が有名。 | 9票 |
14位 | 栃木県 | 奥鬼怒温泉郷 | 天然記念物の湯沢噴泉塔もこのエリア。 | 9票 |
14位 | 岩手/秋田 | 八幡平温泉郷 | 玉川温泉や藤七温泉など特徴的な温泉が多い | 9票 |
17位 | 奈良県 | 十津川温泉郷 | 全国で初めて源泉かけ流し宣言を行った温泉郷 | 4票 |
17位 |
岩手県 | 花巻温泉郷 | 豊沢川の峡谷にあるため温泉峡と表記する。 |
4票 |
17位 |
熊本県 | 阿蘇温泉郷 | 内牧温泉や地獄温泉など人気の秘湯が多い。 |
4票 |
17位 |
長野県 | 諏訪湖温泉郷 | 大型旅館から民宿まで。千人風呂も有名。 |
4票 |
上記以外にも沢山の温泉郷へ投票がありましたが、ランキング化をするとこのような結果となりました。温泉ソムリエ認定者が選ぶ温泉郷ランキングは、おそらく一般にアンケートを取った場合の結果とは異なるでしょう。
また、今回のアンケートでは残念ながら「温泉郷」ではない温泉地への投票も多くございました。
(例)草津温泉郷 豊富温泉郷など。
上記の例は温泉郷ではなく温泉地です。
これを機会に温泉郷と温泉地の違いを知っていただければ幸いです。
温泉郷と温泉地の違いの解説はこちら
次回は【温泉ソムリエが選ぶ好きな温泉地ランキング】を開催いたします。
ご期待ください。