天下の名湯と言えば群馬県『草津温泉』
湯畑をはじめ、いろいろな源泉がありますが、今回は『万代鉱源泉』を紹介します。
泉温:96.5℃(調査時の気温は6℃)
利用量:測定せず
測定せずって言っても、湯量が豊富すぎるので、おそらく測定できないのでしょう。凄すぎる。。。
さらにすごいのが
Ph値:1.66
参考までに
北海道川湯温泉=1.8
秋田県玉川温泉=1.05
大分県塚原温泉火口乃泉=1.4
大分県明礬温泉湯元屋旅館=1.87
これだけの強酸性のお湯がドバドバと。。。
さすがに温度を下げないと、このままでは入れません。
しかし、ここは天下の名湯草津温泉の素晴らしさ。
空気に触れさせず巨大熱交換器で温度を下げ、源泉はいい湯加減に。水道水も良い湯加減にして各家庭に配布。
蛇口をひねると、お湯を沸かさずしてお湯が出る!草津町民のかたはうらやましいですねーー
さて、これが源泉タンクに熱交換施設です。
1,000Tって。。。
ここから各施設に源泉が行くんですね。
さらに熱交換器とプレート
これを考えた方、日々管理されている方、温泉愛が伝わって参ります。
ちなみに熱交換器と言ってもいろいろあり、こちらでは『プレート式』を採用。
高温の液体と低温の液体を直接触れ合うことなく熱を効率よく移動させるのであります。
他には『シェルアンドチューブタイプ』
こちらは複数の管に高温の液体、低温の液体を小さな空間で効率よく熱交換するもので、加熱・冷却・蒸発・凝縮すべての用途に対応できる優れもの。構造は単純なので、メンテナンスも容易とのこと。
ここで一句。
加水せず
源泉そのまま
良い湯加減
最高の贅沢かもしれませんね。
さいごに、おなじみの湯畑にて。。。
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